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hassanのお出かけメモ:数少ないhassan一家のお出かけのときに見聞きしたことや、もしかしたら皆さんのお役に立つかもしれない情報を、hassan父とhassan母が気まぐれに書き留めています。

5. きんてつ鉄道まつり2005 近鉄五位堂検修車庫一般公開

近鉄一般車両1252系の床下ピット探検
近鉄一般車両1252系の床下ピット探検
2005年10月10日(祝)に近鉄五位堂検修車庫(きんてつごいどうけんしゅうしゃこ)で開催された「きんてつ鉄道まつり2005」へ行ってきました。五位堂検修車庫は近鉄大阪線五位堂駅から西へ徒歩10分のところにあります。周辺には駐車場がありませんので、参加者は電車などの公共交通機関を利用することになります。が、hassanの家から五位堂駅へ電車で行こうとすると、かなり遠回りになってしまうので、なんとか自動車で近くまで行きたい。会場近辺に有料駐車場はないかとネットで探してみると、五位堂駅よりも大阪側へひとつ手前の駅、近鉄下田駅のそばに、1時間100円〜1日500円で利用できる駐車場をみつけました。近鉄下田駅には午前10時ちょうどに到着し、会場まで子連れでもなんとか歩けそうな距離だなーと思いつつも、開場時間が午前10時なので1駅だけ電車を利用して五位堂駅へ向かいました。すぐに車窓から会場の五位堂検修車庫がみえてきました。「ホラ見てみ〜、アーバンライナーとかいっぱい電車が並んでるでぇー。」と長男に話しかけた直後、一瞬わが目を疑いました。なんと、検修車庫近くを先頭に五位堂駅のすぐそばまで長蛇の列がのびています。
電車がホームに到着するや否やあわてて長男を抱き上げ、階段をダッシュで駆けのぼり、駅を出ると行列の最後尾がすぐそこまで来ていました。行列は停まっていたかとおもうと、ときどきじわじわと進みます。この行列が会場の入り口まで続いているのではないかと心配しましたが、すぐにそれは杞憂だとわかりました。駅から五位堂検修車庫までの道にはいくつかの細い路地が交差しているのですが、そこを曲がる自動車がけっこうあり、ガードマンが鉄道まつりの参加者の安全を確保するために歩行者の通行をコントロールしていたのです。最後の交差点をすぎると行列はなくなり、五位堂検修車庫のゲートがすぐにみえてきました。駅からゲートにたどり着くまで、だいたい15分から20分間くらいはかかったように思います。
五位堂検修車庫の敷地内に入ると、係の人が「きんてつ鉄道まつり2005」のチラシを配っていました。このチラシの裏面には五位堂検修車庫の案内図が載っているので、どこを見学するかを決めて目的地へ移動するために必ず手に入れておきたいものです。近鉄のサイトからダウンロードしたPDFファイルをプリントアウトして、さらに近鉄の主要駅の改札でお願いしてもらってきたチラシも持参していたのですが、前もってチラシの入手に懸命になる必要はなかったようです。hassan親子は、まず、「40tクレーンの実演」を観に行くことにしました。1日に5回実演されるますが、その最初の午前10時30分からの実演にぎりぎり間に合いました。近鉄特急ビスタカーの2階建て車両が、検修車庫の主検修棟の天井ちかくまで吊り上げられて、その高さのまま水平に移動していくと、集まった見学者たちから「ウォーッ!」という感嘆の声が上がっていました。
40tクレーンで吊り上げられた近鉄特急ビスタカー30000系の2階建て車両
40tクレーンで吊り上げられた近鉄特急
ビスタカー30000系の2階建て車両
つぎに見学したのがこのページの冒頭写真でご紹介している「床下ピット探検隊」です。車両を床下から点検するための長細い溝"ピット"の中を歩いて、ふだんみることのできない電車の床下を間近にみることができます。主検修棟にあるこのコーナーには2種類の車両が停車していて、私たちは一般車両1252系の床下を見学することにしました。見学待ちの行列が建物の外側を取り巻くようにのびていて、その最後尾に並んでから15〜30分間くらいで順番がまわってきました。係の人からヘルメットをお借りして、電車の車輪の横をピットの向こう端まで歩いていってターンをすると、いよいよピットの底に降りての床下探検です。ピットの底から電車の床下に取り付けてあるいろんな装置類までの高さが1.2m〜1.3mぐらいしかないので、おとなは中腰になってピットの中を前へ進んでいくことになります。電車のメカニックに詳しくないhassanパパには、どの装置が何の機能を果たしているのかサッパリわかりませんが、電車の車輪やディスクブレーキ、無骨に突き出ている各種装置類、床下ピットの打ちっぱなしコンクリートで構成される独特の閉鎖空間はSF映画のワンシーンを思わせるようなロケーションで、まさに迫力満点。電車にくわしくない人にも体験の価値ありのおすすめ企画です。
そのつぎに目指した見学箇所は「電車のブレーキをにぎってみよう」というコーナーです。列車の運転台の模型に取り付けられたブレーキレバーを操作すると、目の前に展示してある列車の台車(ボルスタレス台車)のエアブレーキが「プシュー」と音を立てて作動する仕組みになっています。この体験コーナーにできた行列に並んだ頃から、検修車庫のなかにいる参加者の数が目に見えて増えてきました。この行列の待ち時間は約1時間30分、となりにある体験コーナー「足場車で空中散歩」の待ち時間は約1時間…と伝える場内アナウンスが流れる中、ときどき少しだけ進む行列に辛抱強く並んでいると、窓の外をみればザーザー降りの大雨です。家を出る前に見た天気予報では曇りといっていたのにしかたないなぁー、建物のなかにいる間に止んでくれたらいいのになぁー、傘持ってきてないのに弱ったなぁーなどと思いつつ、待ちくたびれてきた長男に飴玉をあたえて誤魔化していると、目的の体験の順番まであと10番めくらいのところまでようやくたどり着きました。さぁいよいよだと思っていると、「パパ、オシッコしたい…。」と長男のひと言。ここからトイレまではかなり離れているので、行って戻ってきても今となってはもう間に合いません。目前にまでせまって来た体験コーナーをやむなくあきらめて、トイレへ直行しました。
外へ出てみるとよい具合に雨もあがっていて、ちょうどお昼すぎだったので、お昼ご飯を食べることにしました。構内にはたくさんの出店がならび、うどん・焼きそば・たこ焼き・おにぎりなど、いろいろ販売していて、お昼ご飯を買うのにはまったく不自由しませんでした。なんといっても特筆すべきは、よく冷えた清涼飲料水の500mlペットボトルが市価よりも安い120円で売っていたことです。これならば、あらかじめ清涼飲料水を自販機やコンビニとかで買っておく必要はありません。また、構内には鉄道部品の即売や鉄道グッズの販売コーナーもあって、ここは親子連れよりもむしろ、レアな出物をゲットしようと殺気立った鉄道マニアのかたがたでたいへん賑わっていました。そして、鉄道部品販売会場の一角には中古傘を販売(たぶん1本200円)している出店がありました。おそらく、電車の車内などに置き忘れられた傘をリサイクルしているのでしょう。この日のような不安定な天候の日には、たいへんありがたい存在です。
五位堂検修車庫のゲートわきにある引き込み線の上には、電動貨車モト97・98、工場入れ替え車モ1650、特急アーバンライナー、一般車両、保線作業車両などがズラリとならんでいます。長男は、朝からずっとここへ行きたがっていたのですが、雨が強く降っていたりしたので、あと回しにしていました。線路の敷石の上に降りて、各列車のフロントマスクの横に立たせて写真撮影をしてまわると長男も満足したようです。一番端に停まっている黄色い車体の保線作業車がとても格好よくて、長男もその車両のそばから離れようとしません。よくみるとエンジンがかかっていて、ときどき「プッシュー」というブレーキ音もしています。列車の側面へと回り込むと、そこにはぬかるんだ原っぱの上に長蛇の列ができていました。「保線作業車両・電気作業車両の展示・実演」イベントが催されていて、何台もの保線車両がズラリと停車していたのです。そのなかでもやはり一番カッコよいのが、長男が目をつけた高速軌道検測車M462です。
高速軌道検測車M462
高速軌道検測車M462
スイス・マティサ社でつくられた高速軌道検測車。時速60kmで検測できるように、12,000ccターボ付きの強力なエンジンが搭載されている。線路の歪みを25cm間隔で測定して、電車がどこで揺れているのか、線路の歪みはどのような状態かを調べる。標準軌用のM462のほかに狭軌用のMPV-9がある。主要幹線では年4回、そのほかの幹線では年2回の周期で検測をしている。
高速軌道検測車M462の運転台体験を順番待ちする行列には1時間ぐらい並んでいました。順番待ちをしていると係の人がやってきて、M462のパウチカードを子どもたちにプレゼントしてくれました。子どもたちはみんな大よろこびでした(後のほうで列に並んだ子どもたちはカードをもらっていないようでしたので、すこし早いめに列に並んでラッキーだったのかもしれません)。やっと順番がやってきて、仮設材でつくられた階段をのぼって車内へ。中央にはコンピュータなどの専用機器類が配置されていますが、作業車両としては思っていたほど無骨な車内ではありません。内壁や運転台には木目調パネルもつかわれていて結構オシャレです。子どもがもらったパウチカードの裏をみると、スイス・マティサ社製作と書いてあります。なるほど、舶来モノだったんですね。あか抜けた格好よい外観も、すこしおしゃれな内装もそれならば納得です。
ウチの子が運転台に座りました。係のかたが横についてエアブレーキの操作方法を教えてくれます。「このメーターをよくみて。数字の4を針が指したら、このレバーをこっちに回して…。(プシュー) あ、まだ早い! (プシュー!プシュー!) あぁ、そんなにムチャクチャしたら壊れるっ! まだまだ、数字の4のところ…あっ (プシュー!)」 申し訳ございませんでした。この子、まだ数字をちゃんとわかっていないんですー。 ToT
高速軌道検測車M462の運転台体験
高速軌道検測車M462の運転台体験
高速軌道検測車M462の運転台体験を終えたhassan長男はとても満足して「すごい楽しかった!」と言っておりました。そうでしょう、なにせ生まれて初めて本物のディーゼル機関車を(ちょっとだけ)運転操作したんだもんね。ところで、M462のとなりでは、マルチプルダンパー「つくつくぼうし」という名前の保線車両が轟音を発しながら線路の敷石を突き固めていました。この「つくつくぼうし」にも長男は乗りたがっていたのですが、乗車希望者の行列をみれば1時間待ちは間違いないようです。ほかにもまだ見学していない興味深いイベントがいっぱいあったのですが、長男はどうみても限界寸前で、睡魔がすぐそこまでやってきていたので、なんとか言い聞かせて帰路につくことにしました。運転士体験・車掌体験・鉄道模型走行会・駅長になろう撮影会などの楽しそうなコーナーは、また次回に参加しましょう。
帰り道は、ゲート付近にいる近鉄の人に道順を訊ねてから、近鉄下田駅前まで歩いて行きました。線路沿いに一本道があるわけではなくて、細い路地を何回か曲がったり、集落の中を抜けたりしながら、長男を肩車して歩くこと15分から20分間くらいで到着しました。次回は近鉄下田駅から検修車庫まで歩いていけば、五位堂駅からの歩行者渋滞に巻き込まれる心配もありません。ですが、五位堂駅→五位堂検修車庫間が歩行者渋滞で徒歩15〜20分(通常時10分)、五位堂検修車庫→近鉄下田駅間が汗だくになりながら徒歩15〜20分ということは…。次回もやっぱり、五位堂駅から会場まで行列に並んで行くことにします。

ところ
〒639-0234 奈良県香芝市狐井373 TEL.0745-78-0296
行きかた
近鉄大阪線五位堂駅から/西へ徒歩約10分。
イベント開催日
毎年10月の祝休日1日のみ 午前10時〜午後3時(雨天決行)
対象
だれでも (小学生以下の子どもは保護者がいっしょに参加すること)
参加費
無料
参加方法
自由参加
乳児設備
とくになし。敷地が広いのでベビーカーをもっていくほうがよい。昼食時にはレジャーシートがあると便利。
駐車場
なし (会場周辺も駐車禁止。絶対に車で会場へ行かないこと)
主催
近畿日本鉄道株式会社鉄道事業本部「鉄道の日」行事実行委員会
参加会社
株式会社近鉄ステーションサービス、近鉄車両エンジニアリング株式会社、近鉄軌道エンジニアリング株式会社、近鉄観光株式会社、株式会社近鉄百貨店
イベントの問い合わせ
株式会社近鉄ステーションサービス TEL.06-6775-3566
鉄道部品即売会の問い合わせ
近鉄車両エンジニアリング株式会社車両事業部 TEL.0745-78-1645
サイト
http://www.kintetsu.co.jp/

(メモを書いた日/2005年10月13日)
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