2006年3月25日(土)と26日(日)に大阪・弁天町の交通科学博物館で開催された春休みイベント「蒸気機関車 義経号 撮影会」へ、4歳の長男と1歳の次男をつれて行ってきました。電車を乗り継いで行き、その日2回めの「ミュージアム探検ツアー」の開始時刻になんとかぎりぎりセーフで間に合いました。
このあいだ来たとき、長男が中へ入りたがっていた屋外展示車両の
キハ81形特急用ディーゼルカーの中をなんとしても見学しなければいけないので、春休みイベントで特別に1日3回も催されているこの「ミュージアム探検ツアー」に是が非でも参加しなければ!…と意気込んでおりました。次男を肩車して、長男の手を引っ張って足早に館内を通り抜けて、この日の集合場所になっている屋外展示場につくと、ガラスケースから引っ張り出された
7100形蒸気機関車「義経号」の前に20〜30人ぐらいの人が集まっていました。真ん中にレトロな駅員服を着込んだ係員のかたが立っていて、メガホンマイクでミュージアム探検ツアー開始を宣言しているところでした。まず、義経号の説明があって、そのあとかんたんなクイズが子どもたちに出されました。クイズに正解するとお菓子をひとつもらえるそうです。
ミュージアム探検ツアーに参加して、念願のキハ81形特急用ディーゼルカーに乗ることができた(運転席は無理でしたが)hassan一家は、屋外展示場わきで煙をあげて走っている ミニSLシュッポ君 のところへ向かいました。すでに順番待ちの長蛇の列ができていましたが、迷うことなく行列にならびました。係の人に「これおいくらで乗れるんですか?エッ無料なんですか?」と訊ねているお客さんもいました。そうなんです。いろんなイベントに行っていると、なにか乗り物に子どもを乗せるときは、間違いなくお金がかかるものだと思いこんでしまうのですが、「ミニSLシュッポ君」は無料なんです。それゆえかどうかはわかりませんが、係の人が「いまから数十分間の休憩にはいります!」とお知らせしても、お客さんたちは嫌な顔ひとつせずに、みんなニコニコしながら仲良く順番待ちしています。
楽しく順番待ちができる最大の理由は、シュッポ君を見ていて全然飽きないことでしょうか。シュッポ君は、本物の石炭を燃やしてそのスチームを動力源にして走る本物の蒸気機関車なので、目の前を通り過ぎるときに、まわりの空気がほんのりと暖かくなるし、シューシュー音がするし、なによりも何とも言えない熱せられたオイルの良い香りが漂ってくるのです。小さいけれど、がんばってお客さんを乗せて走っているのがよくわかります。係の人が子どもたちに石炭を触らせてくれたり、説明をしてくれたりして、とてもなごやかな雰囲気。休憩中のシュッポ君の整備作業も興味深い風景です。係の人がシュッポ君の小さなボイラー室へ、石炭をひとつだけポンと放り込んでいます。いよいよ順番が来て、シュッポ君が牽引している客車にまたがります。子どもたちは大喜びです。あっという間に直線の線路の端へ到着しました。う〜ん、おとなは乗るよりも観ているだけのほうが楽しいかもしれません。
今回の催しのメインイベントになっている、7100形蒸気機関車「義経号」の撮影会にも参加してきました。特別にガラス張りの展示室から屋外へ運び出された「義経号」の前で、子どもに明治時代の駅員さんの制服を着せて、制帽をかぶらせて、係のかたがデジタルカメラで写真を撮影してくれます。義経号のわきにセットされたカラープリンターですぐにサービス判の写真をプリントアウトして、プレゼントしてもらいました。よそのイベントならばほとんどの場合は有料と思われる写真撮影会ですが、この催しは無料なのです。案の定、「これおいくらなんですか?エッ無料なんですか?」と訊ねているお客さんもいらっしゃいました。
今回は、一通り館内を見学したあと、第2展示場でDD13形ディーゼル機関車・DF50形ディーゼル電気機関車・DD54形ディーゼル機関車をゆっくり見学する時間をとることができました。とくに、一般に開放されているDD54形ディーゼル機関車の運転席が子どもたちのお気に入りです。マスコンやいろいろなレバー類を握りしめて、ガチャガチャやり出すともう誰にも止められません。