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hassanのお出かけメモ

13. 南紀 (その2) 串本・すさみ

イガグリガニ
イガグリガニ (すさみ町立エビとカニの水族館)
今回のお出かけで、hassan一家がめざしたのは、紀伊半島の南端、潮岬の近くにある串本海中公園です。JR紀勢本線の電車に乗ったり、国道42号線を自動車で走っているときに、太平洋のなかへ突き出した串本海中公園の海中展望塔がいつも目に飛び込んできて、いつかは子どもたちを連れていってあげたいと思っていたのですが、ようやくその機会が訪れました。串本海中公園では「こどものための博物館情報」でもご紹介しているように、さまざまな体験プログラムが用意されています。とくに潮が引いた磯で、学芸員のひとに教えてもらいながら、いろいろな生き物を観察する「磯観察体験」(入館料等込みの参加費:おとな 3,500円 高校生 2,000円 小学生・中学生 1,500円 3歳以上の幼児 200円)にはぜひとも子どもたちを参加させたい…と思っていたのですが、まだ2歳の幼児がいる我がファミリーとしては、次男がもう少しちゃんと楽しめるように成長してから参加することにして、今回は通常の見学にとどめることにしました。
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白浜から自動車で、国道42号線を海岸線に沿って南へ走ると、串本へ行くまでの途中に、すさみ町があります。ここでぜひ立ち寄っておきたいのが、すさみ町立エビとカニの水族館です。国道42号線から海側へちょっとだけ曲がったところに、「童謡の園」という、遊歩道を散策するといろいろな童謡が流れてくる公園があって、その駐車場のとなりに すさみ町立エビとカニの水族館が建っています。
すさみ町立エビとカニの水族館
すさみ町立エビとカニの水族館
この水族館、見かけは小さいし、建物も再利用っぽい雰囲気なので、外から見てるとパラダイスっぽいのかなぁ〜と別の種類の期待を抱かせるのですが、館内へ一歩足を踏み入れると、その認識はまったくの誤りであったことがわかります。まず、入館無料(ただし、気持ちのある人のために、お志を入れる箱が用意されています。ちなみにhassan母は幾ばくかの小銭を投入しました)。そして、館内の壁が木の板でウッディな感じがするためか、館内がなんとなくアットホームで暖かい雰囲気です。その壁面にはたくさんの展示水槽がならんでいて、それぞれの水槽にひとつずつ、解説文ではない何かのコメントが書いてあります。近づいてよく読むと…「この水槽のサポーターは私です」と書いてあって、各界の著名人のかたのお名と、その展示水槽のアピールポイント等が記してあります。この水族館では「水槽のサポーター制度」を導入していて、エビやカニの仮親になることができるのです。サポーター料の最低金額は1口5,000円(半年間)から受け付けているとのことです。生き物たちを元気にちゃんと飼育していくには、それ相応の経費がかかります。受益者負担ということで入館料を高く設定することもできるけれど、たくさんの人たちに何回でも観に来てもらって、生き物たちに親しんでほしいから、できれば入館料は無料にしたい…という水族館運営のジレンマを解消するひとつの良い方法が、この水族館が採用しているサポーター制度だと思います。
水槽のなかは清潔に保たれていて、たくさんのカニやエビたちもなんとなく元気にみえます。また、サポーターのかたがたのコメントを読みながら、生き物たちを観察すると、単なる解説文を読むよりも、エビやカニたちに親しみがわいたような気分になるので不思議なものです。エビやカニのほかにも、別室のプールのなかにウニ・ナマコ・ヒトデや、ウミガメも飼育されています。立ち寄られたことのないかたは、ぜひ一度、家族連れで観覧されることをおすすめします。
館名
すさみ町立エビとカニの水族館
所在地等
〒649−3142 和歌山県西牟婁郡すさみ町江住 日本童謡の園公園内 (TEL.0739-58-8007 FAX.0739-58-8008)
開館時間
4月1日〜9月30日/午前9時〜午後6時, 10月1日〜3月31日/午前9時〜午後5時
休館日
なし (年中無休)
入館料
無料
行きかた
電車で/東京・名古屋方面から‥JR紀勢本線特急南紀号で新宮へ、新宮から特急くろしお号に乗換え周参見駅で普通電車に乗換え、江住駅下車。徒歩で約20分。タクシーあり, 電車で/京都・大阪方面から‥JRきのくに線特急くろしお号で周参見駅で普通電車に乗換え江住駅で下車。徒歩で約20分。タクシーあり, 車で/東京・名古屋方面から‥伊勢自動車道 勢和多気I.C.から国道42号を南下して約3〜4時間, 車で/京都・大阪方面から‥阪和自動車道と海南湯浅・御坊道路を利用。みなべI.C.より国道42号線を南下して約1時間半.
館のサイト
http://www.aikis.or.jp/~ebikani/

【2011.11.25追記】すさみ町立エビとカニの水族館は、2011年4月、町からの運営委託金打ち切りに伴い、館名を「すさみ海立エビとカニの水族館」に変更し、自主運営で再出発。とりあえず1年間を目途に開館継続されているそうです。なんとか頑張って館の運営をつづけていってほしいものです。みんなで応援しましょう。
エビとカニたちにお別れして、国道42号線をさらに南下します。国道の海側に串本海中公園があらわれます。受付窓口でチケットを購入して館内へはいると、串本の海を再現した「大水槽」があって、そのまえでカメラマンの人が待ちかまえていて、観光地恒例の記念写真撮影。うまく撮れていなかったら絶対買わないぞ…と意志を固めていても、なぜかこれが、家族みんな良い表情で結構うまく写っていて、せっかくだからとあとで買っちゃうんですよね〜。1枚1,000円でした。大水槽を堪能したあと、エビ・カニ・ヤドカリ、イソギンチャク・サンゴ、ウニ・ヒトデなどのテーマ別水槽を観てまわり、アオウミガメのかわいい子どもたちが泳ぐ水槽のまえに座り込んで「かわいいっ!かわいいっ!」とわが家の子どもたちも興奮。その横に建物の外へ通じている出入り口があって、そこを出ると「ウミガメのプール」があります。ここでは、アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの3種類のウミガメたちが悠々と泳いでいます。ウミガメたちにあげるエサも販売されているので、さっそくひとつ購入して子どもたちにエサやり体験を…。エサを投げ入れはじめると、甲羅にコケ?を生やしたウミガメたちが、ゆっくりゆっくり集まってきます。首をのばしてエサを食べるかと思いきや失敗。また失敗。近づいてきたウミガメのちょうど鼻先にうまくエサを落としてあげると、スローモーにゆっくりと口を開けて食べてくれます。池のコイにエサをあげると、我先にと凄い勢いで食べ尽くしてくれるものですが、ウミガメたちは違います。エサを後逸しても悠然と構えて、さして気にしていない模様です。エサを一袋分あげているうちに、ウミガメたちのゆったりとした心持ちが、私たちにも伝わってきて、こちらまでのんびりとリラックスした気分になってくるから不思議です。
串本海中公園のウミガメ
串本海中公園のウミガメ
館内の展示水槽の最後、「水中トンネル水槽」のトンネルをくぐります。ここでは、体長50cmぐらいのチビッコマンボウや、ウミガメ、サメやエイなどの魚たちが私たちの頭の上を泳いでいます。このトンネルを出たところは売店になっています。トンネル出口におばちゃんが座っていて、さっき撮影してもらった記念写真を販売しています。この売店から建物の外へ出ると、さっき観たウミガメプールの端に設けられたウミガメの産卵場(人工の砂浜)があるので、ぜひ見学してみてください。砂の上には、ウミガメたちが動きまわったときにできたヒレの跡が一面びっしりと残っています。私たちがここを見学したときはお昼ごろだったので、飼育係の学芸員のかたが、バケツに入った魚をウミガメたちにごちそうしているところでした。飼育係のかたからウミガメのいろいろな興味深いお話しを聞くことができました。
ウミガメのランチタイム
ウミガメのランチタイム
売店の外から海岸へと降りていくと、左側に海中観光船「ステラマリス」号の桟橋があって、右側には自然の海岸の干潟が広がっていて、まん中には海の沖へ向かって突堤がずーっとのびていて、その先の沖合140mのところに串本海中公園のシンボル海中展望塔があります。この日は天気が良かったので干潟に降りて、子どもたちとのんびり海をみて楽しんでみました。ほかの家族連れのお父さんも大はしゃぎで「おおい!ナマコがいるぞ〜っ!」。
串本海中公園の海中展望塔
串本海中公園の海中展望塔
突堤を歩いて海中展望塔へと向かいます。この日は快晴だったので、海の上を歩いて渡っていくと、風も心地よく吹いてきます。海中展望塔の入口に係のひとが立っていて、チケットのチェックしてもらい、いよいよ海の中へ…。せまい鉄製階段を水深6.3mの海底へと降りていくと、海中展望塔の外壁に船の窓みたいな丸窓がいっぱいあって、そこから海中のようすを観ることができるのです。青く澄んだ海底はたくさんのサンゴの世界。ソラスズメダイ・メジナ・ブダイ・クマノミ・チョウチョウウオなどの魚たちが乱舞しています。海中展望塔のまわりではこれまでに約270種以上の魚が観察されていて、季節によってその種類が異なるそうです。胸びれをピロピロさせながら丸窓に近づいてくるハコフグのかわいい姿に、長男も次男も大喜びです。うまい具合に塔のまわりに魚たちが集まってくるもんだなぁ〜と感心していたら、海中展望塔の上からときどき撒き餌しているので、魚たちがよく集まるそうです。天気のよい日ならば、海中の青い世界もよく見渡せるので、海中展望塔の底にいつまでいても全然飽きません。このようすは、環境省が開設しているウェブサイト「インターネット自然研究所」の中の「国立公園・野生生物ライブ映像」のコーナーで公開されているライブ映像で、いつでも体験することができます。
南紀へ旅行する機会がありましたら、紀伊半島の南端の潮岬でのんびり海を眺めてそのあとにでも、潮岬にほど近い串本海中公園へ立ち寄られることをぜひおすすめします。


館名
串本海中公園 (株式会社串本海中公園センター)
所在地等
〒649-3514 和歌山県西牟婁郡串本町有田1157 TEL.0735-62-1122・0735-62-4875 FAX.0735-62-5417
開館時間
午前9時〜午後4時30分 (入場券の販売/午後4時まで)
入場料

  • 入場券(水族館・海中展望塔)/おとな1,050円 小学生・中学生650円 幼児(3歳以上)200円
  • 乗船券(海中観光船ステラマリス)/おとな1,800円 小学生・中学生900円
  • 入場・乗船セット割引券/おとな2,300円 小学生・中学生1,300円 幼児200円
  • (一般団体、15名以上1割引・101名以上2割引・301名以上3割引。学校団体は3割引。海中観光船に1歳以上6歳未満の幼児がおとなに同伴されて乗船する場合、おとな1名につき幼児1人は無料、2人めからは小人料金)
行きかた
電車で/名古屋方面から‥JR特急で紀伊勝浦へ、紀伊勝浦から普通列車に乗換えて串本駅下車。串本駅からバスで約13分, 電車で/大阪方面から‥JR特急で串本駅で下車。串本駅からバスで約13分, 車で/名古屋方面から‥伊勢自動車道 勢和多気I.C.から国道42号を南下して約3時間30分, 車で/大阪方面から‥阪和自動車道と海南湯浅・御坊道路を利用。みなべI.C.より国道42号線を南下して約1時間40分.
館のサイト
http://www.kushimoto.co.jp/

(メモを書いた日/2006年6月7日, 更新した日/2011年11月25日)
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