22. 南紀 (その3) 白浜アドベンチャーワールド
 白浜アドベンチャーワールド マリンワールドのイルカたち
hassan一家が1シーズンに1回は訪れている、白浜アドベンチャーワールド。大阪から車で3時間ぐらいかかっちゃうのですが、定期的に行きたくなっちゃいます。なぜならば、ここは日本でいちばんたくさんのジャイアントパンダが飼育されていて、お母さんパンダの「梅梅(めいめい)」が頑張って赤ちゃんパンダをつぎつぎと産んでくれているからです。2006年12月23日にも、ふたごの赤ちゃんパンダが生まれて、「愛浜(あいひん)」(メス)と「明浜(めいひん)」(オス)と名付けられました。
アドベンチャーワールドで生まれた7頭め・8頭めのジャイアントパンダ、愛浜と明浜はすくすく育っています。この赤ちゃんパンダが赤ちゃんのうちにぜひ観に行っておかねば…ということで、3月下旬に家族でお出かけしてきました。
アドベンチャーワールドは、マリンワールド、サファリワールド、パンダランド、海獣館、エンジョイワールド、プレイゾーンなどのエリアで構成されています。入園したら、最初にどこへ行こうか迷ってしまいがちです。でも、hassan一家はいつも一目散にパンダランドを目指して突進することにしています。入園ゲートをくぐる時刻は午前9時から10時頃。ご存じのようにジャイアントパンダはお腹がいっぱいになるとすぐにお昼寝しちゃいますので、パンダが朝ご飯を食べ終わらないうちに、動いているところをとりあえず観ておこうという作戦です。この日は午前10時30分から1回めの赤ちゃんパンダ公開が予定されていたので、10時すぎに入園してパンダランド屋内運動場へと直行しました。すると、いちばん右側の屋内運動場のガラス窓にカーテンがかけられていて、前の通路がロープで仕切られています。「ここが赤ちゃんパンダ公開の順番待ち先頭です」といった風に書かれた立て札の前に数人のお客さんが立っています。先頭のすぐ後ろに一家で陣取って振り返ってみると、あっという間に写真のような長蛇の列ができあがっていました。
 赤ちゃんパンダ公開にならぶ行列
午前10時30分の公開時刻が近づくと、係のかたが拡声器で「お並びいただいている先頭のかただけ、1分間立ち止まったままで見学いただけますが、そのあとは皆様“立ち止まらずに”歩きながらご見学ください!」とアナウンスされました。私たちはラッキーにも最前列で立ち止まって見学できるようです。カーテンがパッと開くと、床に寝転がったお母さんパンダ「梅梅」の上に小さい赤ちゃんパンダ2頭がしがみついてオッパイをもらっています。「キャーかわいいっ!」という歓声が上がって、順番待ちの行列が後ろから少し押してきましたが、子どもをガードしながらカメラとビデオを構えて、1分間踏ん張ります。赤ちゃんパンダがコロンッとお母さんのお腹の上から転がり落ちると、横に控えていた飼育係のかたがヒョイと梅梅のお腹の上に戻してあげます。たまらなく可愛い一瞬です。そのあと、屋内運動場まえの最後列の通路ならば立ち止まって見学することが許されていたので、子どもを肩車して人垣の隙間から、赤ちゃんパンダをゆっくり観察。
いままでにアドベンチャーワールドで生まれたパンダの成育状況をみると、だいたい生後2年ぐらいでお母さんパンダから離れてひとり立ちしているようです。「愛浜」と「明浜」が愛らしい子どもパンダのうちに、またもう一度会いに行きたいと思います。
 マリンワールド マリンライブ
アドベンチャーワールドに来て見逃せないのが、マリンワールドでのマリンライブです。ビッグオーシャン・スタジアムではイルカとクジラたちが楽しいパフォーマンスを、アニマルランドではアシカたちが愉快なアニマルステージを繰り広げてくれます。むかし、アドベンチャーワールドにオルカ(シャチ)がいたころは、迫力満点のオルカのステージと、イルカのステージ・アシカのステージを観るだけで、ほぼ丸一日堪能できたものですが、いまはほかのゾーンを楽しむ合間にスケジュールを合わせて、気軽に楽しむことができると思います。ショーは通常1日3回ぐらい、ゴールデンウィークならば1日4〜5回ぐらい催されていますので、あらかじめアドベンチャーワールドのサイトでスケジュールを確認して、どの時間帯にショーを観るかを決めておくと行動しやすいです。
 サファリツアー ケニア号
アドベンチャーワールドのいちばん奥に広がるサファリワールド。ここは、ほかのサファリパークのように自家用車でゾーン内を移動することはできませんが、そのかわりいろいろな方法でサファリの動物たちと触れ合ったり、観察したりすることができます。どのサファリツアーも楽しいのですが、hassanのおすすめは、蒸気機関車のようなかたちをした「ケニア号」(無料)に乗ってサファリワールドを一周したあと、「ウォーキングサファリツアー」(無料)のコースに沿ってもう一度サファリワールド内を歩いて一周する楽しみかたです。
 サファリツアー エサをねだるクマさん
ケニア号は、肉食動物・草食動物のエリアを1周約25分でめぐる乗りもので、無料で乗車することができます。1名500円で、1両めの特別車両に乗車することもできますが、子どもにおすすめなのが、ケニア号の運転スペースの助手席に乗ることができる「トレインキング」です。ママ・パパと離れて(運転手さんに迷惑をかけずに)25分の間ひとりで座っていられることが条件ですが、1名500円で蒸気機関車型の運転席からサファリ内を見渡しながらスペシャルな気分を満喫できるので、子どもは大よろこびです。
 ケニア号 トレインキング-運転手さんといっしょ-
「ウォーキングサファリツアー」では、草食動物エリア内と肉食動物エリア沿いに設定されたウォーキングコースを、1周50分ぐらいかけて自由に散歩することができます。真夏の炎天下はちょっと厳しいかもしれませんが、季候の良い時分ならば、動物たちをいちばん間近で観察することができて、家族で目一杯サファリワールドを楽しむことができます。草食動物のフンを踏んじゃったりしますが、それも子どもには大事な体験でしょう。キリンテラスでは、運が良ければキリンと触れ合うこともできるかもしれません。肉食動物エリア沿いにもさまざまな工夫がしてあって、ライオンテラスでは動かない旧い四輪駆動車が放置したように置いてあり、その運転席へ乗りこんで、ライオンを観察することができます。動物たちのにおいや息づかいを感じながら、家族で散歩するのはよい思い出づくりになること間違いなしです。なんといっても無料で満喫できるというのがいいですね。
 サファリツアー キリンとのふれあい
愛らしいジャイアントパンダに会って、イルカたちの華麗なショーを観て、サファリの世界で動物たちと出会ったら、海獣館でペンギンやラッコやホッキョクグマを見学しておきましょう。アドベンチャーワールドでは、エンペラーペンギン・アデリーペンギン・ヒゲペンギン・キングペンギンを卵から人工孵化(じんこうふか)して育てています。とくに暑い夏場は、空調の効いた海獣館のなかでペンギンたちをじっくり観察すると涼しくて快適ですよ。それから、子どもたちが大よろこびするのが、ふれあい広場でのカバやソウガメたちとのふれあい、ファミリー広場でのポニーやラクダへのライディングです。また、気分を変えてプレイゾーンでジェットコースターや大観覧車などの乗り物を気軽に楽しめるのも嬉しいですね。
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