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hassanのお出かけメモ:数少ないhassan一家のお出かけのときに見聞きしたことや、もしかしたら皆さんのお役に立つかもしれない情報を、hassan父とhassan母が気まぐれに書き留めています。


37. C(シー)57(がた)1号機(ごうき) SL(エスエル)やまぐち(ごう)()ろう

SLやまぐち号 C57形1号機
SL(エスエル)やまぐち(ごう) C(シー)57(がた)1号機(ごうき)
前回(ぜんかい)のお()かけメモでリポートしましたように、hassan(ハッサン)一家(いっか)0(けい)新幹線(しんかんせん)こだま629(ごう) ()って、10月(じゅうがつ)17(にち)(土)()午前(ごぜん)9()40(ふん)(しん)山口(やまぐち)(えき)到着(とうちゃく)しました。いよいよ、今回(こんかい)家族(かぞく)旅行(りょこう)のもうひとつのメインイベント、蒸気機関車(じょうききかんしゃ)C(シー)57-1牽引(けんいん)する臨時(りんじ)快速(かいそく)列車(れっしゃ)「やまぐち」(愛称(あいしょう)SL(エスエル)やまぐち号)への乗車(じょうしゃ)です。午前(ごぜん)4()起床(きしょう)して、新大阪(しんおおさか)(えき)から(やく)3時間(じかん)30(ぶん)のあいだ新幹線(しんかんせん)()ってやってきたのですが、みんな(づか)れもなく元気(げんき)です。0(けい)こだまでゆったり(たの)しく移動(いどう)できたおかげでしょう。この()山口(やまぐち)(けん)天気(てんき)快晴(かいせい)最高(さいこう)のお()かけ日和(ひより)です。
「シゴナナ」ともよばれるC(シー)57形蒸気機関車は、ほっそりとしたスマートで綺麗な車体であることから「貴婦人」という愛称があたえられています。1937年に製造されたC57形1号機は、1972年に梅小路機関区へ異動となって梅小路蒸気機関車館で動態保存となるまでのあいだ、日本の各地で35年のあいだ活躍してきました。国鉄路線での蒸気機関車による営業運転は1975年に終了しましたが、当時の国鉄総裁の英断によって、蒸気機関車の営業運転が山口線で1979年から復活し、牽引する機関車に梅小路機関区のC57形1号機がえらばれたのです。営業運転復活のときに、煙突には集煙装置が取り付けられ、ナンバープレートに赤プレートが採用されました。現在、おもに土曜日・日曜日・祝日に、C57-1が牽引するSLやまぐち号は、新山口駅〜津和野駅を1日1往復で運行されていますが、夏季にはC56形160号機(愛称「ポニー」)との重連運転や、C56単独での運転(夏季平日など)もおこなわれています。
梅小路蒸気機関車館その3
No.23 梅小路蒸気機関車館 その3
梅小路蒸気機関車館と梅小路公園をご紹介。
up 2007/05/29
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さて、9:40に新山口駅へ到着したhassan一家は、0系新幹線こだま629号をホームでお見送りしたあと、在来線ホームへ移動しました。事前の情報収集で、SLやまぐち号は午前10時すぎに入線するであろうと予想されたので、子どもたちのトイレを済ませたりして、急がずにゆっくり在来線1番ホームへ向かうことができました。ホームへ降りると、想像していたよりもたくさんの人がホームでSLやまぐち号を待っています。ホームで到着を待つ駅員さんに機関車がどのあたりに停車するのかを教えてもらい、ホーム前方で入線を待ちます。
SLやまぐち号は、バック運転で客車最後尾から1番ホームへ入線してきました。ホームではおねえさんが子どもたちに制帽を貸してくれて、C57-1の先頭部分や運転台のよこで写真撮影大会が始まりました。機関車のカマの横あたりは、ホームから人があふれそうなくらいの賑わいです。カメラなどを手にしたパパは、反対側の線路へ落ちないように気をつけて前へ後ろへと大忙しです。
新山口駅1番ホームに入線したSLやまぐち号 C57形1号機
新山口駅1番ホームに入線したSLやまぐち号 C57形1号機
hassan一家が1ヶ月まえに購入することができた切符の指定座席は5号車です。SLやまぐち号の客車は「レトロ客車」と呼ばれている通常5両編成の国鉄12系客車が使用されています。新山口側が1号車で、津和野へ走行する際はこちらが最後尾になります。1号車‥オハフ13-701(展望車風)、2号車‥オハ12-701(欧風)、3号車‥オハ12-702(昭和風)、4号車‥スハフ12-702(明治風)、5号車‥オハ12-703(大正風)という編成です。hassan一家が指定席券を求めた1ヶ月まえの発売開始日、人気の「欧風客車」はすぐに売り切れて、結局は炭水車のすぐうしろに連結される5号車の「大正風客車」の指定席券を買い求めることができました。
オハ12-703(大正風)とオハ12-702(昭和風)には、荷物置き場が設けられているので、家族全員の着がえなどを詰め込んだキャリーバッグをそこへ置いておくことができました。お出かけにベビーカーが必要な小さな子どもを連れての乗車でも、この荷物置き場にベビーカーを入れておけば、他のかたに迷惑をかける心配がありません。
9:19に博多駅を発車した0系新幹線こだま638号が10:22に新山口駅へ到着し、hassan一家と同じように0系&SLの旅を楽しむ九州のお客さんが、10:30少し前にSLやまぐち号の停車する1番ホームへやってきました。この頃には、C57-1の先頭部分の人だかりも少なくなっていたので、もういちど子どもたちを連れて写真撮影に出かけました。
出発を待つ機関士の金重さん
出発を待つ機関士の金重さん
10:36。甲高く力強い汽笛一声、SLやまぐち号はゆっくりと新山口駅を発車しました。この日はピーカンで日差しが強く、進行方向右側の座席に座ると東からの日光がまぶしく、木製ブラインドをおろすお客さんもいらっしゃいましたが、子どもたちの強い要望もあり、迷惑にならない範囲で窓はできるだけ開けておきました。SL好きはこの石炭が焼けた匂いが心地よいのです。もちろん、煙が車内へ入りそうになったり、トンネルに入るときは急いで窓を閉めなければなりませんが…。hassanちの長男は、ニコニコしながら最後尾の展望デッキの手すりにしがみついてなかなか離れようとしません。デッキからは沿線がよく見渡せて爽快な気分です。でも、子どもだけ外部デッキにひとり残しておくのはとても危険なので、何駅か走ったあとに促して自席へ戻しました。その後、長男は自席の5号車「大正風客車」にある閉鎖型の展望デッキから、炭水車ごしに機関車をみるのが気に入ったようです。
客車のボックスシートには4名共用の小さなテーブルが付いていて、そこに新山口駅の売店で買い求めた「SLやまぐち号弁当」を広げて食べました。車窓から外をみると、沿線のそこかしこで親子連れが見物に立っていて元気に手を振っています。グラウンドで野球をしているユニフォーム姿の少年たちも、プレーを中断してSLやまぐち号に手を振ってくれます。こちらも懸命に手を振り返して応えます。
山口駅からパックツアーの団体客さんが乗車してきて、客車内はほぼ満席ですが、あちこちから笑い声が上がり、みんな笑顔で座っていて、車内はよい雰囲気です。沿線の山や野原には、たくさんの鉄道ファンのかたが、三脚にスチールカメラやビデオカメラをセットしてSLやまぐち号がやってくるのを待っておられます。被写体となるこの列車を順光で撮影するため、線路の東側に撮影ポイントを選んでいるかたが多いようです。また、観光バスもときどき併走して、たくさんのお客さんが手を振ってくれます。彼らに応えるように、C57-1の汽笛が何度も長く鳴り響きました。
津和野駅到着後、方向転換のために転車台へと向かうC57形1号機
津和野駅到着後、方向転換のために転車台へと向かうC57形1号機
津和野駅には12:37に到着しました。乗る前はちょっと長いように思われた2時間の乗車時間ですが、楽しい時間は惜しいほどあっという間に過ぎてしまうものですね。津和野駅のホームでは、運転士のかたが運転台から降りて、子どもたちといっしょの記念写真撮影に応じてくれました。SLやまぐち号は津和野駅で折り返して新山口駅へむかうため、C57-1は方向転換のために転車台へ向かいます。
駅舎を出て左へいくと、静態保存されたD51形194号機が露天で展示されていました。運転台に座ることもできるので、子どもたちは大よろこび。蒸気機関車の旅の余韻を味わうことができます。新山口〜津和野間でSLやまぐち号に乗った乗客のかたは、津和野で宿泊されるかたもいらっしゃるようですが、引き続いてほかの場所へ移動しようとするには少し工夫が必要です。団体旅行の場合は、観光バスがどこかの駅でお迎えしてくれるので問題ありませんが、津和野駅前にはレンタカーの営業所もありません。お父さんだけSLやまぐち号に乗車せずにホームで家族を見送って、新山口駅前のレンタカー営業所で車を借りて津和野などの到着駅まで走り、駅前で家族をお迎えしてつぎの目的地へ移動するというのが、どうも賢い旅行パターンのようです。
津和野駅のそばで保存展示されている、集煙装置付きのD51形194号機
津和野駅のそばで保存展示されている、集煙装置付きのD51形194号機
ですが、hassan一家はみんなでSLの旅を楽しみたかったので、今回は家族全員でSLやまぐち号に乗りました。津和野駅ちかくで小一時間のお茶休憩を楽しみ、津和野13:56発の特急スーパーおき3号で新山口へ戻りました。特急スーパーおきは2両編成の気動車です。ディーゼルカーなので、SLでは2時間かかった行程を約1時間で走ります。新山口駅へ到着後、予約していたレンタカーを借りて、宿へ向けて出発しました。いまどきのレンタカーは最新型のカーナビやETC装置もついているので、廉価版の車種でも快適なドライブが楽しめますね。
角島大橋をのぞむホテル西長門リゾートの美しい海岸
角島大橋をのぞむホテル西長門リゾートの美しい海岸
hassan一家が今回お世話になった宿は、ホテル西長門リゾート北長門海岸国定公園内にあるこのホテルの部屋からは、すばらしく美しいオーシャンビューが望めます。露天風呂から眺める日本海に沈む夕日は格別です。目の前の海岸へすぐに出ることができたので、夕日の中、白い砂浜を家族で散歩しました。ゆったりとした海流に洗われるこの海岸の波はとても静かです。お風呂に入ったあとの夕食にはフグ料理も出て、食いしんぼのhassan父も大満足でした。
翌日、午前9時30分すぎに宿を出たhassan一家は、下関から関門海峡を渡って、北九州市門司区にある九州鉄道記念館を見学しました。そのときのお話しは、また次回です。
本州西端、西長門の日の入りは絶景です.
本州西端、西長門の日の入りは絶景です.
※このページでご紹介している情報は2008年10月現在のものです。ご利用になるかた各人の責任においてご活用下さい。
(メモを書いた日/2008年10月28日)
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