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hassanのお出かけメモ:数少ないhassan一家のお出かけのときに見聞きしたことや、もしかしたら皆さんのお役に立つかもしれない情報を、hassan父とhassan母が気まぐれに書き留めています。


40. 楽しく学べる 滋賀県立琵琶湖博物館

滋賀県立琵琶湖博物館 黄河象の骨格標本
滋賀県立琵琶湖博物館 黄河象(コウガゾウ)の骨格標本
滋賀県南部、草津市の琵琶湖畔、烏丸半島(からすまはんとう)に建つ滋賀県立琵琶湖博物館(しがけんりつびわこはくぶつかん)へ家族でお出かけしました。琵琶湖博物館は1996年の開館以来、すでに500万人以上の来館者のかたが訪れたそうで、年間入館者数は60万人以上を数えるそうです。hassan父とhassan母は10年くらい前に訪れたことがあります。そのときは、県立の博物館なので生真面目な展示を想像して入館したのですが、娯楽性の高さと学術的レベルの高さがみごとに両立された展示手法に感動したことをおぼえています。以前からhassanちの長男と次男にもこの感動を体験させたいと思っていたのですが、今回ようやく実現しました。
大阪市立自然史博物館
No.32 大阪市立自然史博物館へいこう
太古の生きものたちと出会える博物館をご紹介。
up 2008/4/20
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屋根と窓ガラスの構成美が印象的な琵琶湖博物館の建物
屋根と窓ガラスの構成美が印象的な琵琶湖博物館の建物
琵琶湖は、滋賀県の面積の6分の1を占める日本一大きな湖で、まさに「関西の水がめ」と呼ぶにふさわしい、貴重な水資源です。琵琶湖は世界でも有数の古い湖の一つで、数多くの種類の生きものが棲息し、琵琶湖の周囲には、古い時代から人びとが住み、農耕や漁労を中心にこの地域独自の文化を築き上げてきました。自然的・文化的な遺産である琵琶湖。琵琶湖博物館は、湖と人との関係を過去にさかのぼって研究・調査し、資料を収集・整理し、湖と人との今後の新しい共存のしかたを探るための研究施設・文化施設として開設された博物館で、そのテーマは「湖と人間」です。
琵琶湖博物館のエントランス
琵琶湖博物館のエントランス
エントランスを入って、総合案内所でおとな2名分の常設展観覧券を買って入場し(中学生以下は無料)、1階アトリウムで係員のかたにチケットを提示してエスカレーターに乗って2階の有料ゾーンへ。
琵琶湖博物館の常設展示は、A展示室「琵琶湖のおいたち」、B展示室「人と琵琶湖の歴史」、C展示室「湖の環境と人びとのくらし」、水族展示室「淡水の生き物たち」の4つの展示エリアで構成されています。A展示室には地質学など自然科学系の4つの展示ゾーンがあり、B展示室には考古学・歴史学など人文科学系の4つの展示ゾーンがあり、C展示室には民俗学・環境学など人びとのくらしの視点で総合学術系の5つの展示ゾーンがあります。また、水族展示室には琵琶湖を中心とした日本の淡水の生きものと世界の代表的な湖の魚類が、8つの展示ゾーンで飼育・展示されています。
琵琶湖博物館は「体感型の展示」を基本コンセプトとしています.
琵琶湖博物館は「体感型の展示」を基本コンセプトとしています.
A展示室「琵琶湖のおいたち」は、滋賀の大地がどのようにしてできて、琵琶湖がどのような変遷を経て現在のような姿になったのかを時間の経過を追って展示し、自然環境の移りかわりを理解するための展示室です。メインの通路には、大型のジオラマがあり、とおっただけでも琵琶湖のおいたちがわかるよう時間の流れにそってならべてあります。 また、この地域からでた化石や岩石の資料は、「コレクション・ギャラリー」でみることができます。 資料の調査や研究がどのようにしておこなわれるのかを展示した「琵琶湖の自然史研究室」には再現された学芸員の机があり、顕微鏡をのぞいたりして研究者気分を楽しむこともできます。
A展示室第3ゾーン 再現された「研究室 学芸員の机」
A展示室第3ゾーン 再現された「研究室 学芸員の机」
展示品はガラスケースの中に入れないで、できるだけオープンにして展示されているので、何百万年も前の世界を体感し、展示品に近づいてくわしく観察することができます。約200万年前の古琵琶湖の世界を復元した「ゾウのいる森」は、中を通れるスルージオラマになっていますし、高さ約4メートルの黄河象の骨格組立標本は象のおなかの下から見上げることができます。
虫眼鏡がセットされている標本箱型の展示ケース
虫眼鏡がセットされている標本箱型の展示ケース
B展示室「人と琵琶湖の歴史」は、琵琶湖と人間とのかかわりの歴史を、湖底遺跡(こていいせき)、湖上交通(こじょうこうつう)や漁労(ぎょろう)のようす、治水・利水への取り組みなどをとおして理解するための展示室です。見どころは、世界最大の淡水貝塚のはぎ取り標本や、琵琶湖独特の帆走木造船「丸子船(まるこぶね)」、身近な材料で作り出された漁労の道具などです。
B展示室第2ゾーン 復元された丸子船
B展示室第2ゾーン 復元された丸子船
丸子船は、江戸時代から第2次世界大戦前までのあいだ、琵琶湖の湖上輸送の主役で、江戸時代中ごろには1000隻をこえる丸子船が琵琶湖を行き来し、物を運んだり、人を運んだり、漁船としてつかわれたりしました。丸子船にはいろいろな大きさのものがあって、100石積み以上のものを大丸子(おおまるこ)、小さいものを小丸子(こまるこ)と呼んだそうです。展示室にある100石積みの丸子船は、1935(昭和10)年ごろのかたちを原寸大で復元した丸子船で、現役で最後の木造船の船大工(ふなだいく)のかたがつくり、1995年に進水して、湖上を実際に航行して琵琶湖博物館の中に収められました。
琵琶湖の東岸から移築された民家
琵琶湖の東岸から移築された民家
C展示室「湖の環境と人々のくらし」は、琵琶湖地域を題材とした自然と人とのかかわりを表現する展示室で、淡水魚などの生き物たちを飼育展示する水族展示のエリアもこの展示室に含まれています。民家が丸ごと館内に移築されていて、昭和30年代の暮らしを体験できる「農村のくらしと自然」では、私たち“アラフォー世代”が子どもの頃、田舎のおじいちゃん・おばあちゃんの家へ訪ねて行ったときのような懐かしい感覚を味わえます。
なんと、民家の前の物干しにかかる布団が展示解説パネルに.
なんと、民家の前の物干しにかかる布団が展示解説パネルに.
C展示室にある水族展示室「淡水の生き物たち」では、琵琶湖を中心とした日本の淡水の生きものと、世界の代表的な湖の魚たちが飼育展示されています。長い歴史と豊かな生物相(せいぶつそう)をもった琵琶湖を紹介するために、琵琶湖の代表的な環境が大水槽のなかに再現され、そこに棲息する魚類が生態展示されています。
水族展示室のトンネル水槽
水族展示室のトンネル水槽
水族展示室は8つのコーナーで構成されています。「琵琶湖の魚たちとそのすみか」では、点在する内湖やヨシ原と、沖合の深い水域の2つの環境をもつ琵琶湖と、そこにすむ淡水魚について知ることができます。「琵琶湖のさまざまな生き物」では、草を食べる魚や音をだす魚、托卵する魚やオスがいない魚など、琵琶湖にすむかわった習性をもつ魚たちを見ることができます。「水辺の鳥たち」のコーナーでは、琵琶湖の水辺にすむ水鳥たちを見ることができます。「世界の湖の魚たち」では、中国の長江につながる洞庭湖のコイ科の魚たちや、東南アジアのナマズやナギナタナマズの仲間、アフリカや北アメリカの淡水魚などが展示されています。
棲息環境が再現された展示水槽
棲息環境が再現された展示水槽
琵琶湖博物館の1階には、観覧料なしで利用できるフリースペースが充実しています。開放的な室内空間の図書室は、だれでも自由に本を閲覧でき、カウンターでは図書や展示に関する質問をすることもできます。
自由に本を閲覧できる開放的な雰囲気の図書室
自由に本を閲覧できる開放的な雰囲気の図書室
ミュージアムショップ「おいでや」には、博物館が出版した図録や研究誌、関連する書籍、ぬいぐるみやお土産など、博物館のテーマ「湖と人間」にそったいろいろなミュージアム・グッズが揃っています。ちなみに、hassan長男は、約5億3,000万年前のカンブリア紀中期に生きていたホンモノの三葉虫(さんようちゅう)の化石(エルラシア・キンギ:アメリカ合衆国ユタ州産)をhassan父におねだりして買ってもらって自宅に持ってかえり、学習机の引き出しの中へ入れて「宝物」として大事にしているようです。(※ちなみに、エルラシア・キンギは古い時代の三葉虫の種類ですが、たくさん産出するために、比較的安価に化石を購入できるらしいです。) このミュージアムショップには、いろいろな種類の小さな化石標本が1,000円代ぐらいの価格から販売されているので、おとなでもつい欲しくなってしまいます。
ミュージアムショップ「おいでや」
ミュージアムショップ「おいでや」
琵琶湖博物館のなかでも子どもたちに一番人気の部屋は、おなじく1階フリースペースにあるディスカバリールームでしょう。大きなザリガニの中に入って、ザリガニの気分でエサをハサミでつかんでみたり、水槽の中に頭を入れて魚の目でまわりを眺めてみたり、世界のいろいろな民族の楽器を気の済むまで鳴らしてみたり、ディスカバリー・コーナーで楽しみながら学んだり、子どもたちが思いっきり遊びながら五感を使って楽しく体験学習できる設備が揃っています。hassanちの子どもたちも喜びハシャギまわって、なかなか部屋から出たがらないくらい、ここが気に入ったようです。
楽しいしかけがいっぱい ディスカバリルーム
楽しいしかけがいっぱい ディスカバリルーム
子どもたちに大人気「ザリガニになろう」
子どもたちに大人気「ザリガニになろう」
お休みの日は、大阪からすこし足を伸ばせば日帰りで行くことができる琵琶湖博物館。ぜひ一度、家族で楽しく遊びながら学習してみてはいかがでしょうか。
施設名
滋賀県立琵琶湖博物館
所在地
〒525-0001 滋賀県草津市下物町1091
常設展観覧料
おとな‥750円 高校生・大学生‥400円 中学生以下‥無料 滋賀県内居住の満65歳以上・障害者手帳をもつ人‥無料. ※駐車場料金‥普通車550円
開館時間
午前9時30分〜午後5時(入場は午後4時30分まで) ※ディスカバリールームの利用は午後4時まで
休館日
月曜日(月曜が休日の場合は開館)、年末年始
子どものための設備
授乳室、男子用・女子用トイレ内1箇所にベビーキープ、1階総合案内所にてベビーカーレンタル10台.
交通アクセス
電車等/JR琵琶湖線草津駅下車、草津駅西口から近江鉄道バス「烏丸下物線烏丸半島」行き乗車、「琵琶湖博物館前」下車. 自動車/京都大阪方面から‥名神高速道路大津ICもしくは瀬田西ICより. 彦根名古屋方面・甲賀亀山方面から‥名神高速道路栗東ICより. 宇治方面から‥京滋バイパス瀬田東ICから.
問い合わせ
滋賀県立琵琶湖博物館 〒525-0001 滋賀県草津市下物町1091 代表TEL.077-568-4811 FAX.077-568-4850
ミュージアムショップのサイト
http://www.from.co.jp/oydeya/
博物館のサイト
http://www.lbm.go.jp/


※このページでご紹介している情報は2009年4月現在のものです。ご利用になるかた各人の責任においてご活用下さい。
(メモを書いた日/2009年4月26日)
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