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256 丸底土器はどう置かれたのか?
2004/7/4(日)09:02 - 岡安光彦 - ppa01-2654.din.or.jp - 14139 hit(s)

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久々に書き込みます。

今調査している現場で、沢山の丸底土器(主に壺)が平地にひょいと置いたままのような姿で出土します。
層位から考えると、遺跡は急速に水成層にパックされてしまったようです。
高坏などはその場でひっくり返って割れたような状態で出土します。
遺構は今のところ見当たりません。周囲に焦土や炭化物が散らばる程度。

さてそこで教えていただきたいのは、丸底の土器はどのように置かれたものなのか、という点です。
出土状態を観察すると、丸底とはいえ平地に置かれても結構安定しているように見えます。
なお、多くの小型壺は空洞を残していました。

土器については全くの素人なので、知識や調査経験の豊富な方にご教示いただければ幸いです。
もしかしたら、単に私が常識を知らないだけなのかもしれませんが、よろしくお願いします。

ちなみに、新潟県北部の沖積地に形成された古墳時代前期後半(後葉)の遺跡です。


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