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277 かなりアバウト
2005/2/6(日)21:30 - 岡安光彦 - ppa05-0080.din.or.jp - 19555 hit(s)

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私の調査した遺跡の資料についてAMSの結果が戻ってきました。
報告書が出ない時点で詳細は申し上げられませんが、5点全点が実年代から少なくとも100年前後古い方に外れていました。また木材とおこげも、本来ならそう違わない年代のはずですが、100年前後の差が出ました。
須恵器の暦年代は20-30年くらいの差が問題になるわけで、どうやら古墳時代中期以降の資料については、この程度の精度だとほとんど役に立ちそうもない、ということが分かりました。ちょっと残念ですが、使えないということが分かったことは、それはそれで収穫です。
小林謙一さんは縄文土器の型式代わりにAMSの結果を利用していたと思いますが、もし今回の結果を敷衍できるとすると、けっこう危ない議論になるかもしれません。
いずれにしても、AMSという鋏を考古学でどう使うか、十分な検証と議論の積み重ねが必要だと思います。
印象としては、せいぜいのところ100年単位の精度で十分な議論、に向いていると感じました。


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