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315 意見交流の場はけっこうありませんか?
2006/3/9(木)11:06 - 岡安光彦 - kd059128190026.ppp.dion.ne.jp - 10212 hit(s)

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 「季刊邪馬台国」という時点で、既に一般の考古学研究者は興味を失うでしょう。いっぽうネット上のこれまでの難波紘二氏の言動について多少とも見てきた研究者なら、笑ってお終いにすると思います。そのうえさらに「トンデモ雑誌」×「トンデモ先生」という組合わせですから、ごく一部の人たちが全く別の観点から興味を示すことはあっても、一般的には何の関心も呼び起こさないでしょう。考古学と他の学問領域との交流を議論する材料としては、雑誌も著者もあまりに偏っていて有効ではないと思います。難波紘二氏が考古学と全く関係なく書いた医療診断における視覚的認知などの議論は、考古学にとっても有益な示唆に富んでいると思いますが、逆に氏が考古学に対して何か意見を述べる場合の内容は、大方の研究者が「もううんざり」なんじゃないでしょうか。もちろん中には聞くべき部分も多いのですが、それ以上にノイズが多くてどうにもならないからです。
 考古学は他の領域に対して閉じたコミュニティーというわけではありませんし、むしろ今でも無防備なくらいに開いているんじゃないでしょうか。考古学というコミュニティー(周辺でそれに噛み付いている異端の方々は別にして)との交流を望むのであれば、最低限のルールや礼節(私がそういうとみんな吹き出すでしょうが、その程度に最低限のです)を守ることが要請される、単にそれだけの話しであるように思います。


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