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330 高松塚古墳・私感
2006/5/12(金)05:42 - 山口昌美 - ins104.ibaraki-ip.dti.ne.jp - 4206 hit(s)

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 日本考古学協会はアマチュアを寄せ付けないプロの集団であり、高度の見識を持ち、考古学を代表する集団、と遠くから畏敬の念を持って眺めている。
 アマチュアには近寄り難い存在なので、そのHPも殆ど覗いたことがない。1〜2年ぶりにHPを見たら、「高松塚古墳の保全と保護を求める声明文の送付について」(2005/10/25)と「高松塚古墳の保全と保護に関する日本考古学協会の取り組み」(2006/3/1)が公表されていた。

 高松塚古墳壁画劣化に関し、専門家の立場で事実を確認し、問題点を解析し、その原因を追求し、対策を考究し、文化庁に提示・助言しているのであろうと期待して読んだ。

 せっかく読んだのだが、そのような内容ではなく、新聞の社説と似たような感じを受けた。考古学専門集団としての専門知識と高い見識を反映した独自の見解がどこに発揮されているのか、当方のレベルが低すぎるためであろうが、よくわからなった。
 「発見以来三十数年たった今日まで、何ら抜本的かつ有効な保存対策が講じられて来なかった」と文化庁を鋭く批判しているが、専門家の立場での問題点の解析、原因の追求、対策の考究、文化庁への提言などは無かった。
 文化庁への批判はその通りだろうが、批判するだけでなく、考古学専門集団として、「抜本的かつ有効な保存対策」の内容の提示が欲しかった。それを提示せずに、相手を批判しても説得力に欠ける。

 この掲示板の発言から推測すると、多分、アマチュアであろう”どんたく”さんも、保存対策を考え、その実現可能性を専門家に確認するなどの努力をされておられるようだ。
文化庁HPを主な情報源として、今後への教訓を読みとろうとし、私もアマチュアなりに、調べたことを基に自分の考えことを発表した。(「季刊邪馬台国」第91号/平成18年4月)

 アマチュアでさえも考えるのだから、考古学専門集団として日本考古学協会は高松塚古墳壁画に関して、問題点を解析し、原因を追求し、対策を考究し、抜本的かつ有効な保存対策を策定している事と思う。それらをHP上で開示していただければ、と思う。

 


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