狭山池 埋蔵文化財編page34 [第2章]
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表26 東池尻1号窯第2次・第3次焼成床面出土遺物観察表
(Tはたちあがりを示す)
器種図面
図版
法量(cm)形態の特徴手法の特徴備考
杯蓋240-24口径11.8
器高3.5
体部は下外方に下り、口縁部はやや外反して下外方に下る。端部は丸くおさめる。天井部は低く丸い。マキアゲ、ミズビキ成形。天井部外面1/3、回転ヘラ削り調整。天井部外面4/9(頂部)、未調整。他は回転ナデ調整。ロクロ回転:右方向。色調:内-暗灰色、外-灰色。胎土:密。1mmの長石を含む。チャートを含む。焼成:良好。残存:4/5。内外面灰かぶり。
杯蓋240-25口径9.9
残存高2.6
体部・口縁部はやや下方に下り、端部は丸くおさめる。天井部は低い。天井部上半欠損。マキアゲ、ミズビキ成形。天井部外面上半、不明。他は回転ナデ調整。ロクロ回転:右方向。色調:暗灰色。胎土:密。焼成:良好。残存:1/5。反転復元。
杯身240-26
106-26
口径10.4
受部径12.2
残存高3.0
T高0.6
T角度35°45'
たちあがりは内彎したのち中位で直立する。端部は丸くおさめる。受部は外上方にのび、端部は丸くおさめる。底体部は浅い。底部下半欠損。マキアゲ、ミズビキ成形。底部外面1/3、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。ロクロ回転:右方向。色調:内-明灰青色、外-暗灰色。胎土:密。3mm以下の長石を若干含む。焼成:良好。残存:1/4。反転復元。
短頸壺240-27口径5.8
基部径6.1
体部最大径10.8
口縁部は基部からほぼ直立し、端部は丸くおさめる。肩部は下外方に下り、体部は下内方に下る。体部・底部欠損。マキアゲ、ミズビキ成形。体部外面、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。ロクロ回転:右方向。他は回転ナデ調整。1mmの長石をわずかに含む。チャートを若干含む。焼成:良好。残存:1/8以下。反転復元。
杯身240-28口径13.8
受部径15.6
残存高2.8
T高0.4
T角度46°30'
たちあがりは内傾したのち中位で直立し、端部は丸くおさめる。受部は外上方にのび、端部は丸くおさめる。底体部は浅く、底部は平ら。底部中央欠損。マキアゲ、ミズビキ成形。底部外面1/3、回転ヘラ削り調整。底部外面1/3(底部中央)、未調整。他は回転ナデ調整。 ロクロ回転:右方向。色調:淡灰青色。胎土:密。焼成:良好。残存:1/5。反転復元。
杯身240-29口径9.4
受部径11.6
残存高2.5
T高0.6
T角度44°45'
たちあがりは内傾したのち端部で上方にのび、端部は丸くおさめる。受部は外上方に短くのび、端部は丸くおさめる。底体部は浅く、底部は平らに近い。底部中央欠損。マキアゲ、ミズビキ成形。底部外面1/2以下、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。ロクロ回転:左方向。色調:暗灰色。胎土:密。焼成:良好。残存:1/4。反転復元。
杯蓋240-30口径12.0
残存高2.5
体部は下方に下り、口縁部は外反して下外方に下る。端部は丸くおさめる。天井部は低い。天井部上半欠損。マキアゲ、ミズビキ成形。天井部外面2/3、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 ロクロ回転:左方向。色調:灰色。胎土:密。1mmの長石を若干含む。チャートを含む。焼成:良好。残存:1/16。反転復元。内面灰かぶり。
杯蓋241-31口径12.2
残存高2.3
体部・口縁部は下外方に下り、端部はやや丸くおさめる。天井部は低い。天井部上方2/3欠損。マキアゲ、ミズビキ成形。天井部外面7/9、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。ロクロ回転:左方向。色調:灰褐色胎土:密。1mmの長石を若干含む。チャートを若干含む。焼成:良好。残存:1/16。反転復元。
杯身241-32口径9.7
受部径11.0
残存高2.6
T高0.7
T角度24°30'
たちあがりは内傾してのび端部は丸くおさめる。受部はやや外上方にのび端部は丸くおさめる。底体部は浅い。底部下方2/3欠損。マキアゲ、ミズビキ成形。底部下方2/3外面、不明。他は回転ナデ調整。ロクロ回転:右方向。色調:暗灰色。胎土:密。胎土:密。焼成:良好。残存:1/7。反転復元。
杯身241-33口径8.0
受部径9.8
残存高2.1
T高0.8
T角度26°00'
たちあがりは内彎したのち、中位で直立する。端部は丸くおさめる。受部はほぼ水平にのび端部はやや丸くおさめる。底体部は浅い。底部下方3/4欠損。マキアゲ、ミズビキ成形。底部下方3/4外面、不明。他は回転ナデ調整。ロクロ回転:右方向。色調:暗灰色。胎土:密。4mm以下の長石を若干含む。焼成:良好。残存:1/8。反転復元。
杯身241-34口径12.0
受部径14.0
残存高2.8
T高0.4
T角度49°30'
たちあがりは内傾したのち、端部でやや上内方にのびる。端部はやや丸くおさめる。受部は外上方にのび、端部は丸くおさめる。たちあがり基部内面および体部・底部境界付近内面で非常にあまい段を成す。底体部は浅い。底部下方2/3欠損。マキアゲ、ミズビキ成形。底部外面3/4、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。ロクロ回転:左方向。色調:灰褐色。胎土:密。1mmの長石を含む。チャートを含む。焼成:良好。残存:1/8。反転復元。内外面灰かぶり。内外面に自然釉付着。
杯身241-35
106-35
口径10.2
受部径12.2
器高3.4
T高0.7
T角度27°00'
たちあがりは内傾したのち、中位で直立する。端部は丸くおさめる。受部は外上方にのび、端部は丸くおさめる。底体部はやや浅く、底部はほぼ平ら。底部中央欠損。マキアゲ、ミズビキ成形。底部外面、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。ロクロ回転:右方向。色調:暗灰青色。胎土:密。焼成:良好。残存:1/4。反転復元。
*たちあがり角度は、たちあがり基部外面を中心に鉛直方向を0°としてたちあがり基部外面と口縁端部を結んだ直線までの角度を計測したもの。
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※当文書は狭山池調査事務所が編集・刊行した発掘調査報告書『狭山池 埋蔵文化財編』(1998年3月31日発行)をHTMLファイル化したものである。
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南河内考古学研究所