| 器種 | 図面 図版 | 法量(cm) | 形 態 の 特 徴 | 手 法 の 特 徴 | 備 考 |
| 杯蓋 | 13−1 9−1 |
口径 16.2 器高 4.6 |
体部・口縁部は下外方に下る。口縁部内面にあまい段を成し、端部は丸くおさめる。天井部はやや低くやや丸い。天井部・体部境界外面に鈍い凹線をめぐらす。 | マキアゲ、ミズビキ成形。天井部外面5/7、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 | ロクロ回転:右方向。色調:暗灰赤色。胎土:密。2mm以下の長石を若干含む。チャ−トを含む。焼成:良好。 残存:1/4。一部反転復元。口縁部・体部外面に自然釉付着。 |
| 同上 | 13−2 | 口径 16.6 残存高 4.8 |
体部・口縁部はほぼ垂直に下る。口縁部内面に非常にあまい段を成し、端部は丸くおさめる。 天井部はやや高い。天井部中央欠損。 |
マキアゲ、ミズビキ成形。天井部外面7/8、回転ヘラ削り調整 。口縁部外面、ハケ目調整。他は回転ナデ調整。 | ロクロ回転:右方向。色調:内−浅橙色、外−灰色。胎土:密。2mm以下の長石をわずかに含む。 焼成:不良。残存:1/16。反転復元。 |
| 同上 | 13−3 | 口径 13.4 器高 3.7 |
体部・口縁部は下外方に下る。口縁端部は丸くおさめる。天井部はやや低く平らに近い。 | マキアゲ、ミズビキ成形。天井部外面2/5、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 | ロクロ回転:右方向。色調:暗灰色。胎土:密。2mm以下の長石をわずかに含む。焼成:良好。残存:1/4。合成復元。内面一部灰かぶり。 |
| 同上 | 13−4 | 口径 15.4 器高 3.7 |
体部・口縁部は下外方に下る。口縁部内面に非常にあまい段を成すが全周しない。口縁端部は丸くおさめる。天井部は低い。天井部中央欠損。 | マキアゲ、ミズビキ成形。天井部外面、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 | ロクロ回転:右方向。色調:内−暗灰紫色、外−暗灰色。胎土:密。1mm以下の長石を若干含む。焼成:良好。残存:1/3。合成復元。 |
| 同上 | 13−5 | 口径 14.0 器高 4.1 |
体部・口縁部はやや内彎して下外方に下る。口縁部内面にあまい段を成し、口縁端部は丸くおさめる。天井部はやや低くやや丸い。 | マキアゲ、ミズビキ成形。天井部外面3/5、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 | ロクロ回転:右方向。色調:暗灰色。胎土:密。2mm以下の長石を若干含む。焼成:良好。残存:1/2。 |
| 同上 | 13−6 9−2 |
口径 13.6 器高 3.8 |
体部は垂直に下り、口縁部でやや外反する。口縁端部は丸くおさめる。天井部は低く平らに近い。 | マキアゲ、ミズビキ成形。天井部外面8/9、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 | ロクロ回転:右方向。色調:暗灰色。胎土:密:3mm以下の長石を若干含む。3mm以下の石英を若干含む。焼成:良好。残存:ほぼ完形。ヘラ記号:天井部外面に「―」あり。外面一部灰かぶり。天井部外面に土器片・窯壁片付着。内外面に自然釉付着。内面灰かぶり。 |
| 同上 | 13−7 | 口径 12.8 残存高 3.2 |
体部・口縁部はやや内彎して下外方に下る。口縁部内面に段を成し、端部は丸くおさめる。天井部は低く平らに近い。天井部中央欠損。 | マキアゲ、ミズビキ成形。天井部外面5/6、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 | ロクロ回転:右方向。色調:暗灰紫色。胎土:密。2mmの長石を若干含む。焼成:良好。長石を若干含む。焼成:良好。残存:1/4。反転復元。 |
| 同上 | 13−8 | 口径 13.4 器高 3.5 |
体部は下外方に下り、口縁部は下方に下る。口縁部内面に非常にあまい段を成し、口縁端部は丸くおさめる。天井部は低く平ら。 | マキアゲ、ミズビキ成形。天井部外面1/2、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 | ロクロ回転:右方向。色調:暗灰青色。胎土:密。2mm以下の長石を含む。チャ−トを含む。焼成:良好、堅緻。残存:1/4。反転復元。 |
| 同上 | 13−9 | 口径 15.0 器高 3.8 |
体部は外下方に下り、口縁部は下外方に下る。口縁端部は丸くおさめる。天井部は低く平らに近い。 | マキアゲ、ミズビキ成形。天井部外面9/10、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 | ロクロ回転:右方向。色調:暗灰青色。胎土:密。2mm以下の長石を若干含む。焼成:良好。残存:1/3。反転復元。内面一部に自然釉付着。 |
| 杯身 | 13−10 9−3 |
口径 14.6 受部径16.6 器高 4.5 たちあがり高 1.3 たちあがり角度 28°30’ |
たちあがりは内傾してのび端部は丸くおさめる。 受部は水平に短くのび、端部は丸くおさめる。底体部はやや浅く、底部は平らに近い。 | マキアゲ、ミズビキ成形。 底部外面7/8、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 |
ロクロ回転:右方向。色調:内−暗灰紫色、外−暗灰色。胎土:密。3mm以下の長石を若干含む。焼成:良好。残存:1/2。合成復元。一部自然釉付着。 |
| 同上 | 13−11 | 口径 13.2 受部径16.0 器高 4.1 たちあがり高 1.1 たちあがり角度 38°30’ |
たちあがりは内傾したのち、端部で上内方に内傾し、端部はやや丸くおさめる。受部は外上方にのび、端部は丸くおさめる。底体部はやや浅い。底部中央欠損。 | マキアゲ、ミズビキ成形。底部外面6/7、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 | ロクロ回転:右方向。色調:内−暗灰紫色、外−暗灰色。胎土:密。2mm以下の長石を若干含む。焼成:良好。焼成:良好。 |
| 同上 | 13−12 9−4 |
口径 12.4 受部径14.8 残存高 3.7 たちあがり高 0.9 たちあがり角度 33°30’ |
たちあがりは内傾したのち中位で上内方にのび、端部は丸くおさめる。受部は外上方にのび、端部は丸くおさめる。底体部は浅く、底部は平ら。底部中央外面欠損。 | マキアゲ、ミズビキ成形。底部外面9/10、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 | ロクロ回転:左方向。色調:暗灰色。胎土:密。2mm以下の長石を若干含む。焼成:良好。残存:ほぼ完形。一部合成復元。底部外面が焼成床面と熔着。内面に自然釉付着。 |
| 同上 | 13−13 9−5 |
口径 12.6 受部径15.0 器高 4.1 たちあがり高 0.9 たちあがり角度 30°15’ |
たちあがりは内傾したのち中位で直立し、端部は丸くおさめる。受部は外上方にのび、端部は丸くおさめる。底体部は浅く、底部はやや丸い。 | マキアゲ、ミズビキ成形。底部外面1/2、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 | ロクロ回転:右方向。色調:暗紫灰色。胎土:密。3mm以下の長石を若干含む。焼成:良好。残存:3/4。内外面一部灰かぶり。受部上面に自然釉付着。底体部外面に土器片付着。 |
| 同上 | 13−149−6 | 口径 12.3 受部径14.7 器高 3.3 たちあがり高 0.9 たちあがり角度 34°30’ |
たちあがりは内傾したのち中位で上内方にのび、端部は丸くおさめる。受部は外上方にのび、端部はやや鋭い。たちあがり基部内面でややあまい段を成す。底体部は浅く、底部は平ら。 | マキアゲ、ミズビキ成形。底部外面4/5、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 | ロクロ回転:右方向。色調:内−暗灰色、外−暗灰青色。胎土:密。3mm以下の長石を若干含む。2mm以下の石英をわずかに含む。チャ−トを含む。焼成:良好。残存:4/5。合成復元。体部外面に土器片付着。内外面一部灰かぶり。 |
| 同上 | 13−15 | 口径 11.6 受部径14.4 残存高 4.3 たちあがり高 0.8 たちあがり角度 47°00’ |
たちあがりは内傾してのび端部は丸くおさめる。受部は外上方にのび、上面で凸面を成し、端部は丸くおさめる。底体部はやや浅く、底部は丸い。底部中央欠損。 | マキアゲ、ミズビキ成形。底部外面8/9、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 | ロクロ回転:左方向。色調:暗灰色。胎土:密。チャ−トを含む。焼成:良好。残存:1/4。反転復元。底体部外面・受部上面に自然釉付着。 |
| 同上 | 13−16 | 口径 13.4 受部径15.8 残存高 4.1 たちあがり高 0.8 たちあがり角度 39°00’ |
たちあがりは内傾したのち中位で上内方にのび、端部は丸くおさめる。底体部は浅く、底部は平らに近い。 | マキアゲ、ミズビキ成形。底部外面4/5、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 | ロクロ回転:右方向。色調:内−暗灰色、外−暗灰青色。胎土:密。2mm以下の長石を若干含む。焼成:良好。残存:1/3。反転復元。ヘラ記号:底体部外面にあり。 |
| 同上 | 13−17 | 口径 12.0 受部径14.8 器高 3.8 たちあがり高 1.0 たちあがり角度 31°15’ |
たちあがりは内傾したのち低位で上内方にのび、端部は丸くおさめる。受部は外上方にのび、上面基部でやや凸面を成し、端部は丸くおさめる。底体部は浅く、底部はほぼ平ら。 | マキアゲ、ミズビキ成形。底部外面5/6、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 | ロクロ回転:右方向。色調:暗灰青色。胎土:密。長径8mmの長石を1以上含む。2mm以下の長石を若干含む。焼成:良好。残存:1/4。反転復元。内面・たちあがり基部外面に自然釉付着。 |
| 同上 | 13−18 | 口径 12.8 受部径14.9 残存高 3.2 たちあがり高 0.9 たちあがり角度 29°45’ |
たちあがりは内傾したのち中位で上内方にのび、端部は丸くおさめる。受部はやや外下方にのび、端部は丸くおさめる。底体部は浅い。底部下半以下欠損。 | マキアゲ、ミズビキ成形。底部外面、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 | ロクロ回転:右方向。色調:灰色。胎土:密。2mm以下の長石を若干含む。チャ−トを含む。焼成:良好。残存:1/24。反転復元。 |
| 高杯 | 13−19 | 口径 12.0 残存高 3.2 |
体部は上外方にのび、口縁部はやや外反して上外方にのびる。口縁端部は丸くおさめる。底体部はやや浅い。底部下半以下欠損。 | マキアゲ、ミズビキ成形。底部外面、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 | ロクロ回転:右方向。色調:暗灰色。胎土:密。1mm以下の長石をわずかに含む。焼成:良好。残存:杯部の1/10。反転復元。内外面に自然釉付着。 |
*たちあがり角度は、たちあがり基部外面を中心に鉛直方向を0°としてたちあがり基部外面と口縁端部を結んだ直線までの角度を計測したもの。