今熊1号窯 Page8


第6表 今熊1号窯焼成部流入土内出土遺物観察表

器種 図面
図版
法量(cm) 形 態 の 特 徴 手 法 の 特 徴 備    考
杯蓋 18−97 口径 15.6
残存高4.1
体部・口縁部は下外方に下る。口縁端部は丸くおさめる。天井部は低く平ら。天井部中央欠損。 マキアゲ、ミズビキ成形。天井部外面5/6、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 ロクロ回転:右方向。色調:内−暗灰褐色、外−暗灰色。胎土:密。1mmの長石を含む。焼成:良好。残存:1/5。反転復元。
同上 18−98 口径 14.9
残存高3.7
体部は下外方に下り、口縁部は下方に下る。口縁端部は丸くおさめる。天井部は低い。天井部中央欠損。 マキアゲ、ミズビキ成形。天井部外面2/3、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 ロクロ回転:右方向。色調:暗灰色。胎土:密。1mmの長石をわずかに含む。焼成:良好。残存:1/6。反転復元。
同上 18−99 口径 12.6
残存高3.6
体部・口縁部は下外方に下る。口縁端部は丸くおさめる。口縁端部は丸くおさめる。天井部は低く平らに近い。 マキアゲ、ミズビキ成形。天井部外面6/7、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 ロクロ回転:右方向。色調:暗灰色。胎土:やや粗。3mm以下の長石を多く含む。チャ―トを含む。焼成:良好。残存:2/3。一部反転復元。天井部外面に重ね焼き痕あり。内面灰かぶり。
同上 18-100 口径 13.6
残存高4.1
体部・口縁部は下外方に下る。口縁端部は丸くおさめる。天井部はやや低い。天井部中央欠損。 マキアゲ、ミズビキ成形。天井部外面3/4、回転ヘラ削 り調整。他は回転ナデ調整。 ロクロ回転:右方向。色調:灰色。胎土:密。1mmの長石を若干含む。焼成:良好。残存:1/6。反転復元。外面に粘土塊付着。
杯身 18-101 口径 12.0
受部径15.2
器高 3.9
たちあがり高
0.6
たちあがり角度
56°15’
たちあがりは内傾したのち上内方にのびる。口縁端部はやや丸くおさめる。受部は外上方にのび、端部は丸くおさめる。底体部は浅い。底部中央欠損。 マキアゲ、ミズビキ成形。底部外面4/5、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 ロクロ回転:右方向。色調:灰色。胎土:密。1mmの長石を若干含む。焼成:良好。残存:1/5。反転復元。外面灰かぶり。
同上 18-102 口径 12.0
受部径14.6
残存高3.8
たちあがり高
0.9
たちあがり角度
37°00’
たちあがりは内傾してのび端部は丸くおさめる。受部は外上方にのび、端部は丸くおさめる。底体部は浅く、底部は平らに近い。底部中央欠損。 マキアゲ、ミズビキ成形。底部外面4/5、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 ロクロ回転:右方向。色調:暗灰色。胎土:密。5mmの長石を1含む。1mmの長石を若干含む。焼成:良好。残存:1/5。反転復元。
同上 18-103 口径 11.0
受部径13.6
器高 3.6
たちあがり高
0.7
たちあがり角度
48°00’
たちあがりは内傾したのち低位で上内方にのび端部は丸くおさめる。受部は外上方にのび、端部は丸くおさめる。底体部は浅く、底部は平らに近い。底部中央欠損。 マキアゲ、ミズビキ成形。底部外面9/10、回転ヘラ削り調整。他は回転ナデ調整。 ロクロ回転:右方向。色調:灰色。胎土:密。3mm以下の長石を含む。焼成:良好。残存:1/6。反転復元。内面一部灰かぶり。
提瓶 18-104 口径−−
基部径9.0
体部最大径
20.3
残存高17.4
口頚部欠損。肩部・体部・底部は正面で球形を成し、側面でやや角張った楕円形を成す。底部・背面全域欠損。肩部に先端がやや扁平な下方へ屈曲する左右一対の把手を付す。 マキアゲ、ミズビキ成形。肩部・体部・底部前面外面、カキ目調整。肩部・体部・底部背面外面、カキ目調整。他は回転ナデ調整。 ロクロ回転:右方向。色調:内−灰色、外−暗灰色。胎土:密。2mm以下の長石を含む。チャ−トを含む。焼成:良好。残存:1/7。反転復元。肩部・体部背面の外面に自然釉付着。肩部・体部側面の外面に土器片が付着。