資料紹介:京都府横穴式石室発掘情報2

投稿日時 2007-12-7 20:22:12 | トピック: XOOPS

《長岡京市長法寺にて新規発見の古墳》
[調査機関]財団法人長岡京市埋蔵文化財センター
[調査期間]2007年9月10日〜11月上旬
[調査成果]長法寺小学校の構内で横穴式石室1基が確認された。破壊が著しく左側壁最奥の一石のみが遺存するだけで他の壁石はすべて抜き取られていた。しかし、玄室の掘り方は幅約5.5mの規模を有し、凝灰岩製の組み合せ式石棺片が出土していることから、首長級の古墳であったことを示唆させる。長法寺七ツ塚古墳群と今里大塚古墳の間を埋める首長墳の可能性が高い。なお、墳丘盛土の一部が遺存しており、直径約0.6mの鉢伏状の土塊が積み重なる状況を確認している。このような構築法は井ノ内稲荷塚古墳や七ツ塚古墳群でも確認されている。盛土の残存状況から墳丘規模は直径16m以上に復元される。築造時期は須恵器の細片からみて6世紀中葉以降と考えられる。
[引用文献]『長岡京跡右京第913次調査関係者説明会資料』
[参考文献]『考古界』第7篇第貳号 「山城葛野乙訓両郡の古墳二三」 1908年


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